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 東日本大震災・福島原発事故の被災地・被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

2011年5月11日UP

東日本大震災から今日で二ヶ月がたちました。

男性介護ネットでは3月13日の総会で緊急に義援金をつのり(36、710円)、赤十字社に届けたほか、東北4県にお住まいの男性介護ネットの会員11名の安否確認を行いました。

その中のお一人、青森の根城候憲さん(会員NO.558)から次のようなお便りを頂きましたのでご紹介します。


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①余震を覚悟してはいましたが、あれほどのものに襲われるとは思ってもみませんでした。
緊急地震速報はしばしば目にするところですが、青森という地域が表示されたときはすぐさま家内を抱きしめ、落ち着かせることに懸命でした。
本震と余震は同じ5強ですが、余震に対してはいくらか心の余裕があったように思います。
少し整理しはじめていた本震の後始末のやり直し程度で、大きな被害はありませんでした。

停電には弱りました。
溶けないうちにと冷凍庫のアイスクリームを食べ終わった頃通電しました。
ちょっと早まりました・・・。
ライフラインは正常に戻っています。物資の不足もございません。
「だいじょうぶ」です。

変に地震慣れしてしまいました。
9.11にしても、今回の3.11にしても、やがて忘れ去られることを最も心配しています。
毎月11日に短くて結構ですが、なんらかの映像を流し続けることの必要性を感じます。

いつも優しいお心遣い有難うございます。
二度あることは三度・・・をちょっと心配しています。
家内を寝かしつけ、メールしています。

② 昨日はとりあえず安否に関してのみ返信いたしました。
もう少し現状をご報告すべきかと考え追伸としました。
こちらはまだ春よりも冬の末という状況を前提としています。

・地震による揺れ
本震・余震とも極端な横揺れで、縦揺れでないと判断しました。
もし縦揺れであった場合、こんな状況ではとても済まないだろうと考えられます。余震のたびに家のきしむ音がしますので、少しずつダメージガ広がっているのかもしれません。

・停電
電気に囲まれた日常ですから、諸々の困難が伴います。
とくに介護家族は大変だったかと思います。
私の場合、とくに困ったことは
 ① 電気温水器が停止、毎朝のリハパン交換時の洗体ができなかったこと
 ② 浴室を暖める暖房器具が使えなかったこと
 ③ 洗濯機を使えなかったこと。
 ④ 暗闇の中での生活は意味がありませんから、早々と就寝しましたが、余震には絶えずおびえていました。

・ディサービス
暖房なし お昼は軽めのもの 入浴なし という条件で受け入れてもらいました。(当日はたまたま利用日) 

・日用品
買い物はディサービス利用日(週二日)に集中的に、大量に購入しますので、常に備蓄状態にあります。
私がとくに心配したことはリハパン(紙パンツ)の在庫でした。
なんとか余分がありました。 
スーパーやコンビニの多くは暗い店内で、従業員が来店客に同伴して電卓で会計するものですから、長い客の列ができていました。
新鮮なものの購入は我慢しました。

・ガソリン
大規模停電でガソリンスタンドの多くは営業停止に追い込まれました。
自家発電を使っているスタンドには長い車列ができていました。私自身は車の運転を控えました。<





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