コラム男の介護

虎にわが身を与えるような・・・

 NHK大河ドラマの中に「地位やお金より、家族が仲睦まじく日々を送る幸せを・・・云々」。妻を在宅介護で支える家族が仲良く一日でも長く生きていけたらと願いたいものです。
 奈良の法隆寺NHKBS2の放送で、御厨子に若者が飢えた虎にわが身を与え苦痛を訴えることもなく、むしろ微笑みさえ浮かべて見えるのです。このテレビを見て、在宅介護22年目の私、今までのことが変わってしまったのです。虎でなく介護というケダモノがと思えば、この絵が何を伝えたいのか?介護をする喜びに感じられるようになれればいいなと思っています。

京都府  Hさん

(更新:2010/01/12)
コラム一覧へ

戻る