コラム男の介護

会員さんからのお便り その1

会員さんからいただいたご意見をランダムに掲載いたします。みなさんもご意見ください。


●二人の姉の身元引受人として十数年、下の姉が六月、認知症+ガンでなくなった。緩和ケア病棟であまり苦しまず、病院からの電話がきた時にはすでに息絶えていた。独身で母を看取ったので、最後は手を握ってやりたかったが叶わず、あまりあっけないため実感がなく、大きな空白が残った。
七人いた兄弟も89歳の上の姉と二人となる。この姉を見送ることが出来るだろうか、私が先に逝く確立も高い。そうなったら誰がどうしてくれるか。死ぬに死なれないとはこのこと。ケ・セラ・セラなるようにしかならない。
8月16日朝日新聞に荒川代表の「私のマニフェスト」が掲載された。3月、本会の発会でお顔を拝見、酒脱のお話を拝聴。これも一期一会と記事を切り抜いた。
今を苦しむ介護者に即具体的な手を差し伸べることが出来るか、難しい。「介護者の憩いの場作り」は当をいている。弓矢も引き絞るだけれは役に立たない。力を抜くと矢は飛んで的に当たる。自分だけではない大勢が同じ悩みを持つ。つながり、連帯で重い心を吐き出し、新しい深呼吸ができればと思う。ただ出席できない人をどうするか。
こんな分を書くのも私はストレス発散方にしています。

新潟県・Tさん

(更新:2009/11/26)
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